米粉について
米粉って、何に使うの?どうやって使えばいいのかよく分からない。というご質問を最近よくいただきます。
答えは、小麦粉を使う料理のほとんどに代用できます。
関西でいういわゆる粉もん、たこ焼きやお好み焼きをはじめ、天ぷらにから揚げに揚げ出し豆腐、グラタンやシチューに使用するホワイトソースも米粉に置き換えて作ることが可能です。他にもうどんやピザ、お菓子やパン、本当に様々な用途があります。
カロリーにもほとんど差はありません。むしろ、パンを作った場合で比較すると、米粉のほうが水分量が多くなるのでカロリーは米粉パンのほうが低くなる傾向があります。
また、米粉は小麦粉と違ってダマになりにくいので、ふるいにかける必要がなく、らくちんです。しかも油を吸いにくいため、揚げ物もカラッと揚がります。
ということで良いこと尽くしなのです!
今後こちらのブログでも米粉のレシピやお役立ち情報をお伝えしていければと思います。
米粉のもう一つの大きな特徴は、小麦には含まれるグルテンがないこと。
グルテンはアレルギー症状を起こしたり、欧米では自己免疫疾患のセリアック病の原因とされています。日本ではセリアック病は少ないのですが、小麦アレルギーの人は増えていると言われています。グルテンについてはまた改めて書きたいと思っております。
米粉の歴史に関していうと、米粉は奈良時代から存在しましたが、本格的に使われるようになったのは江戸時代といわれています。その頃、茶道とともに日本独自の和菓子が発展、その主原料が米粉でした。だんごやもちなどの和菓子やおかき、おせんべいなど、今でも日本人に愛されるお菓子ですね。
このように米粉の歴史は古いのですが、今も尚私たちが日常親しんでいるお菓子に使われ、そして洋菓子やお料理にも気軽にお使いいただけるのです。
是非一度お試しいただければと思います。
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